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壁紙・クロスのリフォーム(張り替え)の費用相場は?DIYでも可能?建物・間取り別の料金比較

壁紙・クロスの張り替えの費用相場は?自分でもできる?建物・間取り別の料金比較
目次

壁紙・クロス張り替えの費用相場

壁紙・クロスの張り替えは、室内の雰囲気を大きく変えるリフォームの一つです。費用相場はさまざまな要因によって変わりますが、一般的には以下のような金額が目安となります。

  • 6畳の部屋:3万円〜7万円
  • 12畳の部屋:5万円〜12万円
  • キッチン、トイレ、洗面所:2万円〜5万円

壁紙の張り替えリフォームで費用を安くする方法【4選】

安い素材の壁紙(クロス)を選ぶ

壁紙の素材には多くの種類があります。ビニールクロスは一般的で比較的安価ですが、紙クロスや織物クロスなどの高級素材を選ぶと費用が上がります。安価なビニールクロスを選ぶことで、費用を抑えることができます。

希望する施工箇所を一度で済ませる

リフォームを一度にまとめて行うことで、施工業者の出張費や設置費用を削減できます。複数回に分けると、その都度追加費用が発生するため、一度にまとめて依頼することが経済的です。

相見積もりをする

複数の業者から見積もりを取ることで、最もコストパフォーマンスの良い業者を選ぶことができます。相見積もりを活用して、適正価格を見極めることが大切です。

DIYをする

自分で壁紙を張り替えることで、施工費用を大幅に節約できます。ただし、専門知識や技術が必要なため、初めての方には難易度が高いかもしれません。

壁紙張り替えリフォームのメリット・デメリット

メリット

  1. 部屋の雰囲気が一新される:新しい壁紙に張り替えることで、部屋全体の印象が大きく変わり、新鮮な気分になります。
  2. 壁の汚れや傷が隠れる:古い壁紙の汚れや傷が気になる場合、新しい壁紙で隠すことができます。
  3. 断熱・防音効果の向上:高機能な壁紙を選ぶことで、断熱性や防音性が向上し、快適な住環境が実現します。

デメリット

  1. 費用がかかる:特に広い面積を張り替える場合、費用がかさむことがあります。
  2. 施工期間が必要:壁紙の張り替えには時間がかかるため、施工中は部屋を使用できない場合があります。
  3. 技術が必要:自分で行う場合、専門的な技術が必要で、失敗すると見栄えが悪くなる可能性があります。

壁紙の素材・デザイン・機能性

素材による違い

  • ビニールクロス:最も一般的な素材で、耐久性が高く、汚れに強い。価格も手頃で、さまざまなデザインがあります。
  • 紙クロス:自然な風合いがあり、通気性が良い。エコロジーな素材として注目されており、吸湿性も高いです。
  • 織物クロス:高級感があり、質感が豊か。部屋のインテリアに高級感を加えたい場合に適していますが、価格が高めです。

デザインによる違い

  • シンプルなデザイン:無地や単色の壁紙はどの部屋にも合わせやすく、インテリアの邪魔をしません。飽きがこないため、長期間使いやすいです。
  • 柄物のデザイン:花柄や幾何学模様など、個性的なデザインは部屋のアクセントになります。ただし、派手な柄は部屋全体のバランスに注意が必要です。

機能性による違い

  • 防カビ:湿気の多い場所に適しており、カビの発生を防ぎます。特に浴室やキッチンにおすすめです。
  • 防火:防火性能を持つ壁紙は、火災のリスクを低減します。安全性を重視する場所に適しています。
  • 消臭:タバコやペットの臭いが気になる家庭に適しています。消臭効果のある壁紙を選ぶことで、室内の空気を清潔に保つことができます。

壁紙・クロス張り替えのポイント

張り替え時期

壁紙の寿命は一般的に約10年と言われていますが、使用環境や手入れの状況により異なります。汚れや傷が目立つようになったら、張り替えの時期です。また、リフォームや引越しのタイミングで張り替えることも多いです。

張り替える範囲

全ての壁を張り替えるか、一部分だけ張り替えるかを決めます。部分的な張り替えはコストを抑えることができ、特に汚れやすい部分だけをリフレッシュすることが可能です。ただし、部分的な張り替えでは新旧の壁紙の違いが目立つ場合があります。

イメージと異ならないように注意

壁紙を選ぶ際には、サンプルを取り寄せて実際に確認しましょう。カタログやオンライン画像では色合いや質感が実物と異なることがあるため、サンプルを使ってイメージを確認することが重要です。また、照明の違いで見え方が変わるため、設置場所での確認も行いましょう。

張り替えを依頼する方法

信頼できる業者に依頼することが重要です。口コミや評価を参考にし、実績のある業者を選びましょう。見積もりは複数の業者から取り、料金やサービス内容を比較します。また、施工前に詳細な打ち合わせを行い、希望する仕上がりや注意点を伝えることが大切です。

壁紙・クロス張り替えの費用相場比較|戸建て・マンション

戸建て

戸建て住宅では、広い面積の壁紙張り替えが必要になることが多いため、費用が高くなる傾向があります。また、部屋数や階数が多い場合、その分手間もかかり、費用が増加します。以下は戸建て住宅の壁紙張り替え費用の目安です。

  • 6畳の部屋:3万円〜7万円
  • 12畳の部屋:5万円〜12万円
  • キッチン、トイレ、洗面所:2万円〜5万円
  • 全体(リビング、寝室、廊下など含む):20万円〜50万円

マンション

マンションの場合、戸建てに比べて面積が狭いことが多く、費用は比較的安く済む傾向があります。また、マンション特有の構造上、一部屋一部屋の形がシンプルなため、施工がしやすい場合が多いです。以下はマンションの壁紙張り替え費用の目安です。

  • 6畳の部屋:3万円〜6万円
  • 12畳の部屋:5万円〜10万円
  • キッチン、トイレ、洗面所:2万円〜4万円
  • 全体(リビング、寝室、廊下など含む):15万円〜40万円

壁紙(クロス)の張り替えリフォームでよくある失敗と対策8選

1. 隣接した部屋の壁紙がみすぼらしく見える

対策:全ての部屋の壁紙を同時に張り替えることで、統一感を保つことができます。もし全体を一度に張り替えるのが難しい場合は、目立たない部分から順に張り替えていくと良いでしょう。

2. スイッチや照明器具、エアコンなどの汚れが目立つ

対策:壁紙の張り替え前に、これらの設備も清掃しておくと良いでしょう。また、汚れが目立ちやすい場所には、掃除がしやすい素材の壁紙を選ぶことも効果的です。

3. 壁紙をリフォームした直後に家電を新しくした

対策:リフォーム前に家電の買い替えを計画しておくと、統一感が保てます。新しい家電が設置される場所に合わせて壁紙を選ぶことで、全体の調和を図ることができます。

4. 壁紙の張り替え後、内装の塗装費が割高に

対策:壁紙と同時に内装の塗装も計画することで、コストを抑えることができます。塗装と壁紙張り替えのタイミングを合わせることで、施工業者の効率も上がり、費用の削減につながります。

5. リフォーム直後、側に置いてあったパソコンが不調に

対策:リフォーム中は、精密機器を別の場所に移動しておくことが重要です。また、施工現場の埃や振動から機器を保護するための対策も検討しましょう。

6. 壁紙の糊が乾く前に触ってしまい、シワになった

対策:施工後は十分な乾燥時間を確保し、その間は触れないように注意しましょう。特に、子供やペットがいる家庭では、施工後の管理に気を付けることが大切です。

7. リフォーム前とイメージが変わらない

対策:大胆なデザインや色を取り入れることで、変化を実感しやすくなります。サンプルを多く取り寄せて、実際の部屋の照明や家具との相性を確認することが重要です。

8. 柄物の壁紙を選んだら、落ち着かない空間になってしまった

対策:選ぶ際は、部屋全体のバランスを考慮し、サンプルを確認してから決定しましょう。また、アクセントとして一部分に柄物を使い、他の部分はシンプルな壁紙にするなどの工夫も有効です。

自分でもできる?その場合の費用やポイントは?

壁紙の選び方

DIYで壁紙を張り替える場合、選ぶ壁紙の種類が重要です。以下のポイントを参考にしましょう。

  • 耐久性:長期間使用する部屋では、耐久性の高いビニールクロスがおすすめです。
  • 機能性:防カビや消臭機能のある壁紙は、キッチンや浴室に適しています。
  • デザイン:部屋の雰囲気に合わせたデザインを選びましょう。シンプルな無地や、アクセントとなる柄物があります。

DIYに必要な道具

DIYで壁紙を張り替えるためには、以下の道具が必要です。

  • 壁紙カッター:壁紙を正確に切るための専用カッター。
  • ローラー:壁紙を貼る際に、しわや気泡を取り除くためのローラー。
  • のり:壁紙を貼り付けるための専用のり。
  • メジャー:正確な寸法を測るためのメジャー。
  • レベル:壁紙をまっすぐに貼るための水平器。
  • ブラシ:のりを均一に塗るためのブラシ。

壁紙の張り替えをDIYで行う手順

  1. 古い壁紙を剥がす:壁紙用リムーバーを使って古い壁紙を剥がします。
  2. 壁面を清掃する:壁面の汚れやホコリをしっかりと取り除きます。
  3. 壁紙をカットする:壁のサイズに合わせて壁紙をカットします。少し大きめに切ると、後で調整がしやすいです。
  4. のりを塗る:カットした壁紙の裏側にのりを均一に塗ります。のり付きの壁紙を使う場合はこの工程は不要です。
  5. 壁に貼り付ける:壁の上部から少しずつ壁紙を貼り付けていきます。気泡やしわができないように注意しながら、ローラーでしっかりと押さえます。
  6. 余分な部分をカットする:壁紙がしっかりと貼られたら、余分な部分をカッターで切り取ります。

壁紙リフォームのDIYの失敗例

  1. シワができる:のりを均一に塗らなかったり、壁紙を貼る際にしっかりと空気を抜かなかったりすると、シワができることがあります。
  2. 斜めに貼ってしまう:水平器を使わずに貼ると、壁紙が斜めになってしまうことがあります。
  3. のりがはみ出る:のりを多く塗りすぎると、はみ出して壁紙が汚れる原因になります。

壁紙の張り替えについてのよくある質問

キッチンの壁紙を選ぶときのポイントは?

キッチンは湿気や汚れが発生しやすいため、以下のポイントに注意して壁紙を選びましょう。

  • 耐油性:油汚れに強い壁紙を選ぶことで、掃除がしやすくなります。
  • 防水性:水や湿気に強い素材の壁紙を選ぶと、カビの発生を防ぎます。
  • 消臭機能:料理の臭いがこもらないよう、消臭機能のある壁紙を選ぶと良いでしょう。

壁紙の張り替えで業者を選ぶ際の注意点は?

業者選びはリフォームの成功に直結します。以下の点に注意して業者を選びましょう。

  • 実績:過去の施工例や口コミを確認し、信頼できる業者を選びます。
  • 見積もり:複数の業者から見積もりを取り、料金やサービス内容を比較します。
  • 保証:施工後の保証がしっかりしている業者を選ぶと、万が一のトラブル時にも安心です。

壁紙を張り替えるときに気を付けるべき季節は?

壁紙の張り替えは季節によって施工のしやすさが異なります。

  • 湿度:湿度が高い梅雨や夏は、糊の乾燥が遅くなり、しわや浮きが発生しやすくなります。乾燥している冬や秋が施工に適しています。
  • 温度:寒すぎると糊が乾きにくく、接着力が弱まることがあります。適度な温度が保たれる季節が理想的です。

壁紙の耐久性を長持ちさせるためのメンテナンス方法は?

壁紙の寿命を延ばすためのメンテナンスも重要です。

  • 定期的な掃除:柔らかい布や掃除機を使って、壁紙の表面のホコリや汚れを取り除きましょう。
  • 換気:湿気を防ぐために、定期的に部屋を換気することが大切です。特にキッチンや浴室など、湿気の多い場所は注意が必要です。
  • 部分補修:小さな傷や汚れは早めに補修することで、壁紙全体の劣化を防ぐことができます。専用の補修キットを使うと便利です。

まとめ

壁紙・クロスの張り替えは、部屋の雰囲気を一新する効果的なリフォームです。費用を抑える方法や注意点を把握し、自分に合った方法で実施することが成功の鍵です。プロに依頼するかDIYで行うか、慎重に検討しましょう。

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